カテゴリ 美術・考古
北京の長城
| [著者] | 北京国際城市発展研究院 | |||
|---|---|---|---|---|
| [監修] | 連 玉明 | |||
| [翻訳] | 岩谷 季久子 | |||
| [定価] | ¥5,800 (税抜) | [発売日] | 2022年12月28日 | |
| [ISBN] | 978-4-907051-80-8 | [Cコード] | 1020 | |
| [ページ数] | 256ページ | [判型] | B5 | |
内容紹介
世界中の誰もが知っている万里の長城。その歴史的建造物に秘められた民族の息吹。今や中華文明のシンボルとなった万里の長城に、建築の美、融合の美、生態の美、永遠の美、氷雪の美という五つの切り口で迫る。
目次
序論 長城の美
第一編 長城・建築の美
第一章 世界建築史上の奇跡
第二章 「石で綴られた歴史書」と「凍れる音楽」
第三章 芸術の美しさは、道とすべき道にあらず
第四章 千里江山万里城
第二編 長城・融合の美
第一章 「戦で戦を止める」と平和への道
第二章 長城生活圏
第三章 村落と家園
第四章 人類共通の財産
第三編 長城・生態の美
第一章 万里の長城の生態空間
第二章 四百ミリ等降水量線
第三章 北緯四十度線
第四章 自然保護区と生態系保全地域
第四編 長城・永遠の美
第一章 長城文化の生命力
第二章 長城遺産の保存と継承
第三章 「息づく」「輝く」「響き出す」
第四章 長城国家文化公園
第五編 長城・氷雪の美
第一章 ダブル五輪都市の夢
第二章 長城の麓の期待
第三章 「ウインタースポーツの体験」から「長城文化の体験」へ
第四章 冬季オリンピックのレガシーとポストオリンピックの発展
結び 美と美の共演
参考文献
著者/監修者/翻訳者紹介
主編者略歴
連 玉明（れん ぎょくめい）
196 4 年山西省生まれ。山西大学法学学士、中国地質大学（北京）工学博士。都市学専門家、ビッグデータ戦略専門家、教授。北京国際城市発展研究院院長。2001 年、北京国際城市発展研究院を創設、世界三大競争力理論の一つと称される「都市バリューチェーン理論」を提唱。北京2008 年オリンピック機能区発展計画チーフプランナー、北京オリンピック中心区環境建設シニアプランナー、北京オリンピック・パラリンピック医療衛生保障コンサルタント。2014 年、貴陽創新駆動発展戦略研究院を創設、貴陽市党委員会・政府首席戦略顧問、ビッグデータ戦略重点実験室主任、中国政法大学数権法研究センター主任を務める。主な著書に「デジタル文明三部作」と呼ばれる『塊数拠』〔Block data〕、『数権法』〔Data RightsLaw〕、『主権区塊鏈』〔Sovereignty Blockchain〕などがある。主編者として手掛けた『数典』は世界初の多言語ビッグデータ辞典。
訳者略歴
岩谷 季久子（いわや きくこ）
翻訳家。中国南開大学留学、中国語講師、翻訳会社勤務等を経て現在に至る。徹底した調査に基づく丁寧な翻訳に定評があり、主な訳書に『ジェームス· リーの予言』（東洋出版）、『本場に学ぶ中国茶』『人民元 II 進む国際化戦略』『中国教育史 古代篇』『図説国子監』『青蒿とアルテミシニン系薬剤』『野生パンダ科学的探究』（科学出版社東京）、『園冶図解』（科学出版社東京、ゆまに書房）、共訳書に『郎世寧全集』（科学出版社東京、国書刊行会）、『王羲之王獻之書法全集』（科学出版社東京、ゆまに書房）などがある。