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中国書道の至宝ー書と人をめぐる三千年の物語(発売元 国書刊行会)

中国書道の至宝ー書と人をめぐる三千年の物語(発売元 国書刊行会)

[著者] 中国中央電視台
[監修] 河内利治
[翻訳] 樋口將一
[定価] ¥3,500 (税抜) [発売日] 2013年09月25日
[ISBN] 978-4-336-05756-3 [Cコード] C0076
[ページ数] 344ページ [判型] A5判

内容紹介

甲骨文字、石鼓文、王羲之、顔真卿、「淳化閣帖」…古代から現代まで、中国書道の歴史と人が織りなす美のドラマ。中国国営テレビ局(中国中央電視台)の人気番組「国宝档案」の書籍化!書の「収蔵」をめぐる物語。

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 目次 

監修に寄せて
王羲之《蘭亭序》-書の第一の古典
三希宝帖-乾隆帝が愛した三つの宝
王義之《姨母帖》-初期王羲之の実相
王羲之《黄庭経》-王羲之楷書の名品
王献之《鴨頭丸帖》-洒脱で優美な書
王襄と甲骨-最古の漢字の流転
《石鼓》-古いものには魂がある
《泰山刻石》-天下統一の貴重な記録
《熹平石経・周易》残石-石の本
《経石峪摩崖刻経》-書と経典の融合
《苦筍帖》-型破りな「狂草」
《祭姪文稿》-真情が吐露された劇跡
《開成石経》-西安碑林の誕生
《石台孝経碑》-皇帝の隷書碑
《大秦景教流行中国碑》-キリスト教伝来を伝える石碑
《集王聖教序》碑-よみがえる王羲之
《廻元観鐘楼銘》-戒めのための鐘と銘文
《紀泰山銘刻石》-玄宗の宣言
《淳化閣帖》-大図典の帰還
《多景楼詩作》-米芾の大字の名品
《人来得書、新歳展慶帖》-「意」の書
桂海碑林-桂林の石刻
《行書十礼巻》-芸術品としての書簡
《行書詩賛巻》-懸腕書法の力強さ
《草書前後赤壁賦》巻-名文と狂草の交響
《木雞集序》-愛国の志士・文天祥の書
索引
中国書道年表
訳者あとがき

著者/監修者/翻訳者紹介

河内利治
1958年大阪府生。字・君平。博士(中国学)。筑波大学大学院文芸言語研究科博士課程中国文学専攻単位取得退学。現在、大東文化大学書道学科主任教授、天津美術学院特聘教授。国立台湾芸術大学客座教授、ボストン大学客員研究員を歴任

樋口將一
1977年大分県生。大東文化大学文学部中国文学科卒業。1999年より中国北京に留学。2000年から2009年まで中国政府公費留学生として中央美術学院で学ぶ。現在、大東文化大学書道研究所兼任研究員