図説国子監
[著者] | 孔喆 | |||
---|---|---|---|---|
[翻訳] | 岩谷 季久子 | |||
[定価] | ¥4,500 (税抜) | [発売日] | 2019年08月05日 | |
[ISBN] | 978-4-907051-48-8 | [Cコード] | 1023 | |
[ページ数] | 104ページ | [判型] | A5 |
内容紹介
日本が大きく影響を受けた、古代中国の制度から、歴代王朝における最高学府であり、阿倍仲麻呂も勉強した場所、建築物としても見事、科挙の試験会場としても知られる国子監にスポットをあてた、これまでにありそうでなかった珠玉の一冊。著者は孔子の76代目の子孫・孔喆氏。その由来、歴史、果たした役割、教育事情、排出された人物、建物等を写真・図を基に解説。
目次
*国子監の由来
*北京国子監の歴史
*国子監の役割と管理
*国子監の教育施設
*国子監の学生
*国子監の教育
*国子監の儀式
*国子監へのいざない
*国子監の名士小伝
孔子廟に従祀された三学官
優秀な人材を数多く輩出した国子監 など
著者/監修者/翻訳者紹介
【著者】
孔 喆(コウテツ)
北京国子監を管理する北京市文物局孔子廟・国子監管理所(現:孔廟・国子監博物館)副研究員で孔子第76代目の子孫。
【翻訳者】
岩谷 季久子
翻訳家。愛知県出身。地元の大学卒業後、中国南開大学留学、中国語講師等を経て 1993 年より翻訳会社に勤務、本格的に翻訳に従事する。その後独立し、現在は翻訳のほか後進の養成、企業や学校などへの言語・異文化理解に関わる助言や提案も行っている。主な訳書に『ジェームス・リーの予言』(東洋出版)、『本場に学ぶ中国茶』『人民元 II 進む国際化戦略』『中国教育史 古代篇』(科学出版社東京)ほか。