カテゴリ 政治・経済
中国の戦略―グローバル・ガバナンスにおける役どころ
| [著者] | 靳諾 ほか | |||
|---|---|---|---|---|
| [翻訳] | 古川智子 | |||
| [定価] | ¥4,800 (税抜) | [発売日] | 2021年05月19日 | |
| [ISBN] | 978-4-907051-65-5 | [Cコード] | C1033 | |
| [ページ数] | 240ページ | [判型] | A5版並製 | |
内容紹介
大国にして途上国でもある中国の、中国の戦略―グローバル・ガバナンスにおけるポテンシャルを冷静に分析...... 近年プレゼンスを向上させてきた中国の思惑が垣間見える一書。
目次
はじめに――グローバル・ガバナンスに対する中国の自信と自覚
第一部 理論篇
第１章 グローバル・ガバナンスの論理起点
第２章 グローバル・ガバナンスにおける中国の期待
第３章 グローバル・ガバナンスの中国の基礎
第４章 グローバル・ガバナンスにおける中国の役割
第二部 実践篇
第５章 人類共通の価値観
――全人類の心のふるさとの最大公約数の確立
第６章 新型国際関係と新安全観の提唱
第７章 サイバー空間運命共同体の構築
第８章 「一帯一路」の中国の知恵
第９章 AIIB とグローバルな金融体系の変革
第10章 なぜ中国がG20 を救ったと言うのか
第11章 国際関係の法治化の推進
付録 習近平によるグローバル・ガバナンスに関する論述の一部
あとがき
著者/監修者/翻訳者紹介
著者略歴
靳諾、1956 年12 月生まれ。中国人民大学卒業。法学博士、教授。博士課程指導教官。中国政治学会副会長、中国全国党建研究会理事会理事、中国教育国際交流協会副会長。主要な研究分野はマルクス主義理論教育、高等教育管理、党建設理論研究など。『求是』『人民日報』などの定期刊行物で文章百数篇を発表し、本書『全球治理的中国担当』など書籍数冊を編纂。
翻訳者略歴
古川智子（ふるかわともこ）
大阪府立大学総合科学部を卒業後、会社勤務などを経て2003 年よりフリーランス翻訳者。観光情報から石油化学メーカーの新規事業計画書まで、取扱分野は幅広い。2 級FP 技能士/AFP としてフリーランス向けに「お金のこと」講座なども行う。訳書に『人民元 国際化への挑戦』（共訳）、『中国無形文化遺産の美 年画―民俗画に見る人々の願い』、『中国無形文化遺産の美 仮面と臉譜―その形と様式の系譜』、『日本製造業のイノベーション経済学分析』、『中国ユニコーン列伝―シェアリングエコノミーの盛衰―』（ともに科学出版社東京）。