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皮影 -伝統芸術影絵の世界

皮影 -伝統芸術影絵の世界

[著者] 主編:王海霞 編著:関紅
[翻訳] 岡田陽一
[定価] ¥4,800 (税抜) [発売日] 2017年04月27日
[ISBN] 978-4-907051-19-8 [Cコード] 0071
[ページ数] 120ページ [判型] B5

内容紹介

「シリーズ・中国無形文化遺産の美」第4弾。中国先人の偉大な創造、驚異の影絵芸術! 唐代を端緒とする皮影(ピーイン)は、皮を材料に彫り上げた超絶技巧の影絵人形です。表情豊かな頭や役割に応じた人物の種類、歴史故事民俗文化を描いた戯曲の中の人形たち、精巧な彫刻による書き割り、古来中国人の心の中に棲みつづける神怪変化の姿まで、粋を極めた民間芸術の世界に多数の図版とともに誘います。

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 目次 

序文
まえがき
1.皮影の歴史
2.皮影の種類と産地
3.皮影製作の道具と工程
4.皮影の保護と継承
5.皮影作品の鑑賞
訳者あとがき

著者/監修者/翻訳者紹介

編者略歴
王海霞 1963年、遼寧省本渓市生まれ。現職は美術研究所の研究員、民間美術研究室主任、中国芸術研究院民間美術研究センター主任。主な実績は、『世界芸術全鑑ー民間諸芸経典』(王樹村との共著、人民美術出版社)『光り輝く中国文明―年画』『中国無形文化遺産叢書―年画』(王樹村との共著)『透視:中国の民俗文化の中の民間芸術』など。
関紅 1959年、北京生まれ。2002~04年、中国芸術研究院で美術学を研修。もと中国美術館民間美術部主任。中国美術館で十余の民間美術展を計画及び参与。国の重点課題『中国民間芸術の著名伝承者の創作・現状調査』の調査・研究および論文執筆にたずさわる。主な論文は、「不思議な土地が育んだ山西省孝義の皮影」、「入門 年画芸術の現実とロマン」、「神秘で古風な陝西省宝鶏の社火の臉譜」など。
訳者略歴
岡田陽一 1948年、東京都生まれ。1972年、明治大学政経学部卒。『季刊柳田國男研究』(白鯨社)編集、『日本歴史地名大系』(平凡社)編集などを経て、執筆・翻訳に従事。主な訳書に『近代化への挑戦―柳田国男の遺産』(共訳。日本放送出版協会)、『三国志』(三一書房)、『阿Qの王国―中国浮浪者列伝』(草風館)、『中国芸能史―サーカス雑技の誕生から今日まで』(三一書房)、『中国の生命の樹』(言叢社)、『中国の神話考古』(言叢社)などがある。